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発表応募要領

電子ジャーナル

フォーラム渡邊賞

発表応募要領

発表応募要領

 2025年9月20日(土)、21日(日)に愛媛大学において開催予定の第20回大会の応募発表者を、以下のとおり募集します。なお、例年どおり応募発表者のなかから、大会参加者の投票にもとづいて、ハイデガー・フォーラム渡邊二郎賞の選考がなされます。

【募集人数】 4名

【発表内容】 以下の3つから選び、自己申告すること
 (1)統一テーマ「根拠への問い」に関するもの
 (2)特集「ライプニッツ」に関するもの
 (3)自由テーマ

 統一テーマ「根拠への問い」の趣旨
 「何故にそもそも存在するものがあって、むしろ無ではないのか」。ライプニッツが充足理由律として定式化し、シェリングが「悪」と「自由」への問いを背景に引き受けた「何故の問い」を、ハイデガーもまた、存在の根拠に関わる形而上学的第一の問いとして真摯に受け止めた。「根拠への問い」は、万物のアルケーの探究で始まったとされる哲学にとって、根本の問いである。それはまた、生きる理由を問い存在の根拠を求めるわれわれの根源的要求でもあろう。そのようにして展開した「根拠」ないし「根拠づけ」に対するハイデガーの思索を、今われわれはどのように受け止めることができるか。多様な観点からのアプローチを求めたい。

 特集「ライプニッツ」の趣旨
 「統一テーマの趣旨」でも触れたように、ライプニッツは、ハイデガーが生涯を通して最も重視して対決した、その意味でおそらくは最も問題的であった哲学者の一人である。『存在と時間』直後の論理学講義から戦後の「根拠律」講義に至るまで、繰り返された対決を通してハイデガーが問い出そうとしたものは何であったか。ライプニッツとのハイデガーの対決、あるいはその対決を通してなおも残るライプニッツの思想、両哲学者をめぐる問いの可能性を探っていきたい。

 (依頼発表者として、統一テーマの方には板橋勇仁氏と茂牧人氏、特集の方には酒井潔氏と米山優氏にご登壇いただく予定となっております。)

【発表時間】 発表時間:30分、質疑応答50分(依頼発表者と同じ条件です)

【応募資格】 会員(=賛同人)、かつ過去2年間の大会で発表していない者
 締切前であれば、新規登録希望者も応募できる。新規登録については以下を参照
 https://heideggerforum.main.jp/org4.htm

【応募方法】
 2025年3月31日(月)までに、発表要旨をWordファイルまたはテキスト・ファイルのかたちで、本フォーラムの受付アドレス(heideggerforum.jp@gmail.com)に添付して提出する。
 発表要旨は、2,000字以内、書式自由(A4判)とし、(1)統一テーマ、(2)特集、(3)自由テーマのいずれに関するものであるかを申告する。

【選考手続き】
 (1)送られてきた発表要旨すべてを、フォーラムのウェブサイトに応募者名を伏せて掲載し、会員には、聴いてみたい発表への支持票(記名式)を寄せてもらう。(ウェブサイトへの公開は4月中旬、支持票の締切は5月上旬までの予定)
 (2)支持票の集計結果(支持票送付者は匿名で扱う)を参考にして、大会立案担当実行委員で発表者を選出する。採否結果を応募者に通知するさいには、発表要旨に対して寄せられた意見を匿名のかたちで伝える。(発表者の決定は5月中旬を予定)


ハイデガー・フォーラム事務局