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発表応募要領

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フォーラム渡邊賞

発表応募要領

発表応募要領

 次回第16回大会の応募発表者を募集いたします。各位におかれては、下記の〈発表応募要領〉を熟読の上(特に応募資格・締切日等にはご注意ください)、奮ってご応募いただきますようお願い申し上げます。この公募は、後日、例年どおり賛同人の皆さんからの投票によって応募発表者4名を選考するためのものです。大会当日には、その4名の中から、聴衆の皆さんによる投票によりフォーラム渡邊賞受賞者が選出されますことを申し添えます。
 なお、次回大会の基調発表者に関しましては、既に、冨田恭彦様、平野啓一郎様、松本卓也様、深尾憲二朗様の皆様にご登壇を快諾していただいておりますことを、併せてご報告申し上げます。

 〈発表応募要領〉
 2021年9月18日(土)・19日(日)に甲南大学において開催予定の第16回大会の応募発表者を、以下のとおり募集します。
 第16回大会においては、統一テーマ「文学」、特集「精神医学・精神分析」の各々について二名ずつの方々に基調発表を依頼しておりますが、それとは別に、計4名の応募発表者を募集します。統一テーマ「文学」についても、特集「精神医学・精神分析」についても、その趣旨を広く捉えつつ奮って応募していただきたいのは例年通りですが、このたびの第16回大会からは新しい試みとして、上記の統一テーマと特集のいずれにも関連しない発表も応募可とします。「文学」や「精神医学・精神分析」とは直接関係しない内容に関するものであっても、年に一度のこの機会に、ご自身の最新の研究成果を披露されたい方はどうぞ積極的にご応募ください。
 応募発表者4枠、依頼講演(基調発表)者4枠の合計8つの発表からなるプログラムの構成は変わらず、また、応募発表者4枠のなかから、フォーラム渡邊二郎賞を選考することもこれまで通りです。
 選ばれた応募発表者には、基調発表者と基本的に同一条件で、発表していただきます。選考は、以下の (1)(2)(3)(4) の手順とします。

(1)実行委員会から、会員(=賛同人)メーリングリストを通して、発表希望者を募る(2021年1月)。募集枠は4名。
 *応募資格は、すでに会員(=賛同人)として登録ずみで、かつ過去2年間の大会で発表したことのない者。レジュメ締切前であれば、新規登録希望者も可とする。
 *新規登録については、規約・組織 4) の(1)参照。
(2)発表希望者は、2021年3月12日(金)までに、発表内容のレジュメを、Wordファイルまたはテキスト・ファイルの形で、フォーラム受付専用のメールアドレス heideggerforum.jp@gmail.com 宛てに添付して提出する。
 *提出レジュメは、2,000字以内、書式自由(A4判)とする。
 *内容は、「統一テーマ:文学」「特集:精神医学・精神分析」および「自由テーマ」のいずれに関するものでも構わないが、いずれに関する発表レジュメであるのかを自己申告すること
(3)送られてきたレジュメすべてを、フォーラムのホームページに、応募者氏名を伏せた匿名の形で載せる。
 同時に、会員メーリングリストを通して、i) 発表希望レジュメHP公開の件を報告し、ii) 応募のあったレジュメのうちどの発表を聞いてみたいかに関する意見、つまり支持票(記名式)を、フォーラム受付専用のメールアドレスheideggerforum.jp@gmail.com 宛てに電子メールで寄せてもらいたい旨、会員全員に向けて告知する。
 *HPでのレジュメ公開のお知らせと、それについての意見(支持票)送付のお願いは、2021年3月15日頃までに、会員全員に対して行なう。意見(支持票)メール送付の締切は、4月12日(月)を予定。
(4)会員から寄せられた支持票の集計結果(送付者の氏名は匿名で扱う)を参考にして、大会立案担当実行委員会で、発表者を最終的に選定する。
 採否結果を応募者に通知するさいには、応募要旨に対して寄せられた支持意見を(匿名者の意見として)伝え、 発表者には参考にしてもらう。
 *応募発表の採用決定の公表は、2021年5月頃を予定。

 なお、第16回大会の「統一テーマ」と「特集」それぞれの趣旨は、およそ次のとおりです。ご参考にしていただければ幸いです。

 *統一テーマ「文学」/特集「精神医学・精神分析」
 詩歌、小説、演劇から、映画やテレビドラマの台詞、歌謡曲の歌詞に至るまで、虚実皮膜の間にさまざまな真実を呈示する文芸の享受なくしては、私たちの精神生活は成り立たないだろう。世界内存在の現実は、いつでもすでに意味の次元において言語的に構成されつつ私たちを触発するが、私たちは、さらにその現実を、「起こり得るであろうこと、すなわち蓋然性あるいは必然性に従う可能な事柄」(アリストテレス『詩学』)を語る文学者たちの仕事を通して再解釈せずにはいられないのである。
 それにしても、何故、そのようなことになっているのであろうか。いったい文学とは何であるのだろうか。これは、実に、ホモ・ロクエンスとしての私たちにとって最も根源的な問いのひとつであり、ましてヘルダーリンを思索の伴侶としたハイデガーに親しむ私たちにとっては避けることのできない問いであろうと思われる。この問いを、私たちは、来るハイデガー・フォーラム第16回大会において、統一テーマ「文学」のもと、特集「精神医学・精神分析」と組み合わせて探究することを企図したい。ホモ・ロクエンスとしての生を営むことは、私たちもよく知るとおり、さまざまな精神の失調や病の危険に晒されつづけることを意味している。自己と他者のあいだに漂うさまざまな妄念・妄想に苦しみながら、生の現実に絶望することも稀なことではなく、ハイデガー(の/を)愛した詩人・哲学者たちのなかにも、錯乱や絶望のうちに生涯を閉じた者が幾人もいる。「文学」とあわせて、「精神医学・精神分析」をめぐる諸問題についても共に学び、ビンスワンガーやボス、ラカンなどに代表される20世紀の精神医学の潮流にも多大な影響を与えたハイデガーの思索の意味をあらたに問い直す機会としよう。

 以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

 2021年1月12日 ハイデガー・フォーラム事務局