Heidegger-
Forum
in Japan

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規約・組織
1) 規約
2) 創設趣旨
3) 主な活動
4) 会員=「賛同人」
5) 実行委員会
6) 組織の特色

大会情報

発表応募要領

電子ジャーナル

フォーラム渡邊賞

規約・組織 3)

主な活動

 以上の創設趣旨に鑑み、本フォーラムは、既存の学会や研究会のあり方とは異なる実験的試みを行なう独自の議論時空であろうとする。具体的な活動内容は以下のとおりである。

a. 連帯の拡大
本フォーラムの「賛同人」(後述参照)を広く募り、たえず連帯の輪を広げていく。すぐに賛同が得られない人びとにも、ねばりづよく協調を呼びかける。固定した囲いは作らない。

b. 遠隔通信
電子媒体、とくにメーリングリスト、ホームページ等を活用し、賛同人相互の連絡・交流を活発に行なう。ただし、それらの技術があくまで補助的手段であることに自覚的でありたい。また、技術利用を保留している人びとの不利益とならないよう配慮する。

c. 年次大会 「ハイデガー・フォーラム」
年一回、大会として「ハイデガー・フォーラム」を開催する。日頃の遠隔通信とは別に、議論を深めるべく一堂に会することに意義がある。フォーラムの集まり自体が一つの祭り、つまり哲学の祭典なのである。この趣旨に見合うパフォーマンス性に富んだ大会テーマを、賛同人から意見を広く募ったうえで大胆に設定し、それに沿った形で依頼発表と応募発表をしてもらう。共通のテーマをどこまで自分の問題として展開できるか、その力量が発表者一人一人に問われることになる。(発表は一人30分程度とし、その後の質疑応答の時間を十分とるようにする。特定個人の無意味な長広舌を防ぐべく、司会者に適切な時間配分を依頼しておく。有意な質問が出ない発表は、そこで打ち切りとする。発表者、司会者、参加者ともに、緊張感をもって討論に臨む。反論には反論で応酬し、決して恨みには思わない自由人の集いとすべきこと、言うまでもない。) なお、大会時には、参加者全員からなる「総会」を開き、本フォーラムのあり方に関する意見交換の場とする。

d. 電子ジャーナル 『ハイデガー・フォーラム』
大会での発表を踏まえ、各発表者が執筆(改稿)した論考を収録した会誌『ハイデガー・フォーラム』を年一回作成する。ただし、出版のための財源が確保できるまでは、書物としては公刊せず、電子テクストのみとする。今後、出版の可能性を探っていきたい。