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フォーラム渡邊賞

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1. 第十二回大会基調発表者の決定と応募発表者の審査について
 今秋開催の第十二大会では、基調発表者として次の4名の方々が御登壇下さることになりました。
 統一テーマ「ヒューマニズムについて / を超えて」
 ・村井則夫氏(明星大学)
 ・松沢哲郎氏(京都大学)

 特集「ドイツ古典哲学」
 ・大河内泰樹氏(一橋大学)
 ・Thomas Buchheim氏(ミュンヘン大学)

本年も文字通り斯界の第一人者の方々より貴重な御高話を頂戴できますことを大変有り難く、また嬉しく存じております。御高諾下さいました発表者各位、およびこの度の招聘に御尽力下さった関係諸氏に改めて御厚礼申し上げます。

 次に、第12回大会の応募発表への支持票についてお願いいたします。
例年どおり依頼発表4枠のほかに応募発表4枠を設け、2月15日で公募を締め切ったところ、9名の方から発表要旨の御応募がありました。第12回大会の統一テーマ「ヒューマニズムについて / を超えて」には 6名の方々が、特集「ドイツ古典哲学」には3名の方が応募されました。この9本の応募要旨を、原則としてフォーラム賛同人全員(応募取りまとめ係を除く)で一般審査することになります。
 投票に当たっては、応募発表要旨を熟読のうえ、どの発表を聞いてみたいかに関する意見、つまり支持票を、メールで受付アドレスheidegger_forum@hotmail.co.jpまでお送りください。書式は自由です。そのさい、投票者ご自身の氏名と、支持する発表要旨の番号と題目(副題省略可)を必ず明記し、また、なるべく支持理由もお書き添えください。コメントの長さも自由です。審査全般にわたって、応募者のみならず投票者も、匿名厳守としますので、その点はご安心ください。例年と同じく、投票者一人当たりの支持票の上限は、3件までとさせていただきます。それを超える支持票をお送りいただくと無効となりますので、ご注意ください。
 寄せられた意見は、フォーラム実行委員会で採否を決定するさいの重要資料として使わせていただきます。厳正な審査を行ないますので、賛同人の皆様、積極的に支持票をお寄せくださいますよう、お願いいたします。
 皆様からお寄せいただいた意見は、後日、匿名意見の形で集約して、応募者一人一人にフィードバックします。それらの意見は応募者にとって非常に役立っているとのことです。この点は、ハイデガー・フォーラムの審査方式のメリットと言えるものです。
 投票締切は、3月22日(水)とさせていただきます。全賛同人の皆様、第12回大会を成功に導くため、奮って支持票を送付いただきたく、お願いいたします。

2. 第十一回大会開催と第一回フォーラム渡邊賞公開審査の報告
 私(安部)の怠慢から御報告が大幅に遅滞致しましたことを深謝申し上げます。
 昨秋、九月十・十一日の二日間 名古屋大学にてハイデガー・フォーラム第十一回大会が開催されました。藝術制作の途上的性格の暗示と思しき瀟灑なる意匠が凝らされた中野仁人氏の広告紙、嶋崎史崇氏の一方ならぬ御高配による中日・東京新聞の開催紹介記事の効果は覿面であり、御蔭様を以ちまして今回も盛会となりました。中野様、嶋崎様、得難き御高誼 誠に忝う存じます。
 御参考迄に申しますと初日参加者は七十七名、二日目は八十二名(延べ人数)、参加者の実数は九十三名(その内、賛同人は六十六名)でありました。
 講演者八名・司会者八名の方々、開催校責任者として諸事御骨折り下さいました宮原勇先生及び名古屋大学の院生諸氏には、五十分間文字通り止め処無く続く丁々発止の議論の応酬に御貢献下さいまして本当に難有うございました。
 また聴衆各位の投票によって一般発表枠の最優秀演者を決し、これを表彰する「フォーラム渡邊賞」が制定され、本大会からその審査が始まりました。
 第一回は小林信之氏と小平健太氏が受賞なさいました。誠におめでとうございます。御研究の益々の御発展を祈り上げます。
 さて大会二日目の総会におきましては、前回大会開催直後から今回大会開催直前までの会計の報告が承認されました(本ホームページ「会員=「賛同人」」のページ下の「会計報告」2016年 を御覧下さい)。
 また次回・第十二回大会は2017年9月16日(土)・17日(日)の両日に京都大学大学院人間・環境学研究科にて開催されることが決定されました。統一テーマと特集、およびそれぞれの趣旨は以下の通りです。皆様には次回大会への御参加、並びに御声援と御力添え、何卒宜しく御願い申し上げます。

・統一テーマ:「ヒューマニズムについて / を超えて」
ハイデガーの『ヒューマニズム書簡』が刊行されて七十年、今や人文学は危殆に瀕している。「いかにして人文主義(ヒューマニズム)に意味を与え直すのか」という同書の問いを我々は突き付けられている。だが時代錯誤なる復古や孤塁墨守の弊に陥ることなく、人文学の起死回生を図ることはいかにして可能か。「理性的動物」という人間観を招来した形而上学と対決し、「ヒューマニズム無き人間性」を説くハイデガーの思索はその際、はたして―またどのような意味で―有意義なのか。こうした問いを人文系諸分野と協同して考察しつつ、今日における「人間らしい人間(homo humanus)」の再生(ルネッサンス)を究尋することが、今回大会の課題である。

・特集「ドイツ古典哲学」
「死せる犬」―大思想家は、けだしひとたびはかく嘲弄され、不遇を受忍する定めにあるらしい。スピノザがそうであり、ヘーゲルがそうであった。しかして死せる犬は、犬死にするのではない。奇しくもそこにおいてこそ、新たなる命が宿る。シェリングがそうであり、マルクスがそうであった。そして現在もまた、とかく尚古主義に覆われがちであったドイツ古典哲学の目覚ましい更生を果敢に試みる人々が現れつつある。ではハイデガーはどうであったか。ライプニッツからヘーゲルに至るドイツ古典哲学の思想的伝統においてハイデガーに出藍の誉れありやなしや。この問いは、単なる哲学史的関心から発せられるのではない。当のハイデガーの思想もまた「死せる犬」と化した今、これをして蘇生せしめるべく、その遺伝子を大胆に組み替える術を孜々として探っているからこそ、我々はかく尋ねるのである。




連絡先:
 〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
 京都大学大学院人間・環境学研究科 安部研究室気付
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