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1.第18回大会の応募発表募集について
 事務局からのお知らせです。
 これより当フォーラムでは、来る第18回大会の応募発表者をこれより募集いたします。
 各位におかれては、下記の〈発表応募要領〉を熟読の上(特に応募資格・締切日等にはご注意ください)、奮ってご応募いただきますようお願い申し上げます。この公募は、後日、例年どおり賛同人の皆さんからの投票によって応募発表者4名を選考するためのものです。大会当日には、その4名の中から、聴衆の皆さんによる投票によりフォーラム渡邊賞受賞者が選出されますことを申し添えます。
 なお、今大会の基調発表者に関しましては、越門勝彦様、中島義道様、齋藤元紀様、杉村靖彦様の皆様にご登壇を快諾していただいておりますことを、併せてご報告申し上げます。

〈発表応募要領〉
 2023年9月23日(土)・24日(日)に大阪教育大学(天王寺キャンパス)において開催予定の第18回大会の応募発表者を、以下のとおり募集します。
 第18回大会においては、統一テーマ「悪」、特集「解釈学」の各々について2名ずつの方々に基調発表を依頼しておりますが、それとは別に、計4名の応募発表者を募集します。統一テーマ「悪」についても、特集「解釈学」についても、その趣旨を広く捉えつつ応募していただきたいばかりでなく、上記の統一テーマと特集のいずれにも関連しないテーマを自由に設定した発表も応募可とします「悪」や「解釈学」と直接関係しない内容に関するものであっても、年に一度のこの機会に、ご自身の最新の研究成果を披露されたい方はどうぞ積極的にご応募ください。例年と同じく、応募発表者4枠のなかから、フォーラム渡邊二郎賞を選考いたします。
 選ばれた応募発表者には、基調発表者と基本的に同一条件で、発表していただきます。選考は、以下の (1)(2(3)(4) の手順とします。

(1)実行委員会から、会員(=賛同人)メーリングリストを通して、発表希望者を募る(2023年1月)。募集枠は4名。
*応募資格は、すでに会員(=賛同人)として登録ずみで、かつ過去2年間の大会で発表したことのない者。レジュメ締切前であれば、新規登録希望者も可とする。
*新規登録については、規約・組織 4) の(1)参照。
(2)発表希望者は、2023年3月28日(火)までに、発表内容のレジュメを、Wordファイルまたはテキスト・ファイルの形で、フォーラム受付専用のメールアドレスheideggerforum.jp@gmail.com宛てに添付して提出する。
*提出レジュメは、2,000字以内、書式自由(A4判)とする。
*内容は、「統一テーマ:悪」「特集:解釈学」および「自由テーマ」のいずれに関するものでも構わないが、いずれに関する発表レジュメであるのかを自己申告すること。
(3)送られてきたレジュメすべてを、フォーラムのホームページに、応募者氏名を伏せた匿名の形で載せる。
同時に、会員メーリングリストを通して、i) 発表希望レジュメHP公開の件を報告し、ii) 応募のあったレジュメのうちどの発表を聞いてみたいかに関する意見、つまり支持票(記名式)を、フォーラム受付専用のメールアドレスheideggerforum.jp@gmail.com宛てに電子メールで寄せてもらいたい旨、会員全員に向けて告知する。
*HPでのレジュメ公開のお知らせと、それについての意見送付のお願いは、2023年4月3日頃までに、会員全員に対して行なう。意見メール送付の締切は、5月7日(日)を予定。
(4)会員から寄せられた支持票の集計結果(送付者の氏名は匿名で扱う)を参考にして、大会立案担当実行委員会で、発表者を最終的に選定する。
採否結果を応募者に通知するさいには、応募要旨に対して寄せられた支持意見を(匿名者の意見として)伝え、 発表者には参考にしてもらう。
*応募発表の採用決定の公表は、2023年5月中旬頃を予定。

なお、第18回大会の「統一テーマ」と「特集」それぞれの趣旨は、およそ次のとおりです。ご参考にしていただければ幸いです。

*統一テーマ「悪」/特集「解釈学」
 「悪」の経験は底知れない。いわゆる道徳や倫理的規範から足を踏みはずす人間の「自由」な行為の根底には決して当人の自由にはならない暗い深淵が口をあけていることだろう。また、今日われわれは、われわれ自身の自己理解・相互理解を蝕む「悪」、すなわち、ハイデガーに倣って考えれば、われわれの知識や技能も含めた万象が技術的に計算・調達可能な情報の束として生産消費される歴史の趨勢において「人間の本質」が荒廃しゆくことの意味についても省察しなければならないだろう。第18回大会においては、こうした多様な問いをわれわれに突きつける「悪」の経験を統一テーマとして掲げたい。
 底知れない悪の経験をめぐる議論のなかで、われわれは、われわれ個々人が見透すことのできない自らの世界理解や人間理解の歴史的な諸条件の意味を吟味する「解釈学」の営為に範を仰ぐことにもなるのではなかろうか。テクスト理解の方法論としての解釈学を、現存在の目立たない存在理解のラディカルな追遂行としての実存論的分析論の方法へと拡張したハイデガーの跡を追いつつ、また、ディルタイ、ガダマー、リクールらによる思索の努力をも想起しながら、今大会では、われわれの哲学的自己理解のありうべき姿についても共に討議したい。

以上です。何卒よろしくお願いいたします。

ハイデガー・フォーラム事務局(文責 古荘真敬)

2.第17回大会報告
 事務局よりご報告申し上げます。
 ハイデガー・フォーラム第17回大会は、さる9月17・18日の2日間、東京大学本郷キャンパスの会場とZoomミーティングルームを繋ぎ、初めてのハイブリッド大会として開催されました。おかげさまで、おおむね大過なく所定のプログラムを進行し、例年同様、充実したご発表の数々と活発な質疑応答を楽しむことができたことを嬉しく思っております。発表者8名および司会者8名の方々、そして、対面会場とオンライン会場にご参加くださった賛同人の皆さまに、あらためて心より御礼申し上げます。また、燃えさかる炎をモチーフとした印象的な大会ポスターをデザインくださいました中野仁人さん、ならびにハイブリッド大会運営の縁の下の力持ちとして大会前日からご尽力された丸山文隆さん、宮田晃碩さん、高屋敷直広さん、中西淳貴さんにも心より感謝申し上げます。

 さて、一般発表の部の3名以上の発表を聞かれた皆さんの投票によって(一般発表枠4名の中から)選ばれる恒例の「ハイデガー・フォーラム渡邊二郎賞」の選考レースは、総投票数19票(うち有効投票数17票)のうち、見事、山本與志隆さんが最も多くの票を獲得されましたことを、ここにご報告申し上げます。この結果に基づき、渡邊賞選考委員会における厳正な選考会議を経て、第7回ハイデガー・フォーラム渡邊二郎賞は、山本與志隆さんが受賞されることに決まりました。山本さん、おめでとうございます。このたびの賞に関しましても、来年度の第18回大会会場にて授与させていただきますことをご了承ください。
 今回の総投票数は例年よりも少なくなってしまいました。オンライン大会において確立したオンライン投票システムを、素朴にハイブリッド大会にも援用した点に問題がなかったかを反省し、来年以降、改善を試みたいと思います。引きつづき宜しくお願い申し上げます。

 最後に、来年の第18回大会の会期・開催校・テーマ案についてお知らせいたします。開催会場は大阪教育大学天王寺キャンパス、会期は2023年9月23日・24日を予定しており、統一テーマと特集は、それぞれ「悪」と「解釈学」となります。
 会場については、諸事情により再調整を余儀なくされることもあり得るため、最終的に確定できるのは今年度末となりますことを何卒ご了承ください。
 来年もまた、生き生きとした哲学的交流と活発な議論のための広場を立ち上げるべく、大会立案部門では基調発表者4名の方々への発表依頼に目下鋭意取り組んでおります。どうかご期待ください。

3.第17回大会の開催について
事務局よりご連絡申し上げます。
来る9月17日(土)・18日(日)に開催されますハイデガー・フォーラム第17回大会は、東京大学(本郷キャンパス)法文2号館1番大教室およびZoomによるオンライン・ミーティングルームを用いたハイブリッド方式にて開催させていただきます。

本大会へのご参加を希望される会員(賛同人)の皆様には、会員宛てメーリングリストのEメールにてお知らせしたURLにおいて事前登録をお願いします。従来、会場の「受付」にて徴収させていただいていた大会参加費については、当フォーラムの郵便振替口座への事前のお振り込みをお願いさせていただきたく存じます。

また、恒例の「フォーラム渡邊賞」の選考は、昨年、一昨年同様、Googleフォームを用いたオンラインでの審査を実施いたします。こちらも、会員宛てメーリングリストのEメールにてお知らせした要領にしたがってご投票をお願いいたします。

非会員の皆様には、Youtubeライブ配信(無料)を行います。

今大会のプログラムもまた、「大会情報」欄に記載のとおり錚錚たる論者の皆さまにご登壇をお願いするとても充実したものとなっております。かねてお知らせの通り、今年度の統一テーマは、「自然と技術への問いII」です。感染症の蔓延や深刻さを増す気候変動問題に直面し、右往左往する私たちにとって、ピュシスとしての自然や、ゲシュテルとしての現代技術について展開されたハイデガーの思索は、なおも、私たちの問いと思索を導く助けとなってくれるでしょうか。そうした問題をあらためて考え直す際のヒントを探るべく、本年は、藤原辰史氏、冲永宜司氏を基調発表者としてお迎えします。また特集「アメリカ哲学」では、真理や実在の概念の意味を真剣に問い直したアメリカ哲学の源流とその後の展開についての理解を深めるべく、池田喬氏、嘉指信雄氏に基調発表をお願いします。併せて四名の応募発表(うち二名が統一テーマ「自然と技術への問い」、二名が「アメリカ哲学」に関する発表)も行ないます。

ハイブリッド開催のため、今年もまたご参加の皆さまにはご面倒をおかけいたしますが、大会実行委員一同、気を引き締めて開催準備に当たる所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

ハイデガー・フォーラム事務局(文責 古荘真敬)

4.  電子ジャーナル第16号の配信について
 新緑の眩しい時節を迎えておりますが、皆様方には、いかがお過ごしでしょうか。
 電子ジャーナル第16号が出来上がりましたので、配信させていただきます。
 まずは、ご論考をお寄せいただいた発表者の皆様、ご執筆のみならずご校正を含め、多大なご協力をいただきました。おかげをもちまして、順調に作業を進めることができました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。まことに有難うございました。
 次いで、フォーラムの皆様には、執筆者の方々が大会時の議論を通して改良を加えられたご論考を、当日のオンライン上での熱い議論を思い起こしながら味わっていただければ幸いです。
 そして、貴重な時間を割いて細かな校正作業に携わって下さった編集スタッフ、補佐の酒詰悠太氏、田鍋良臣氏、貫井隆氏の多大なご尽力に、感謝と慰労を申し上げます。とりわけ酒詰氏は、例年通り、各執筆者との交渉と連絡の全般を担当して下さったのみならず、作業効率の向上のため随所に工夫を凝らして下さいました。本当に有難うございました。
 最後になりましたが、ジャーナルの表紙は、いつものように、制作者中野仁人氏に加工していただきました。中野氏にも心より感謝申し上げます。

編集長 秋富克哉

5.  日本学術会議会員の任命拒否問題について
 皆さまご存知のとおり、日本学術会議の第25期新規会員として推薦された6名の会員候補者の任命が、理由も明かされぬまま、菅義偉内閣総理大臣によって拒否されました。これに対して日本学術会議は10月2日、菅総理大臣に「第25期新規会員任命に関する要望書」を提出し、1.「推薦した会員候補者が任命されない理由を説明」すること、2.「推薦した会員候補者のうち、任命されていない方について、速やかに任命」することを要望しました。しかし、その後、どれほど日数を経ても、菅総理大臣がこの要望書に回答する意思を一向に示すことがないのは報道の伝えるとおりです。

 ハイデガー・フォーラムは、「哲学の自由な議論」を交わすことを目的として結集しました。この設立趣旨に鑑みて、当フォーラム実行委員会は、上記のような事態の推移に強い危機感をおぼえざるをえません。理由を明かそうともせぬ決定に、その意図を忖度して従うことを求める政治権力のありようは、わが国における哲学の自由な議論の気風を根本的に損なうとともに、社会の言論全般を危うい思考停止状態に陥らせかねないことが憂慮されます。

 私たちハイデガー・フォーラム実行委員会は、私たちの社会にとっての「自由な議論」の重要性を再認識しつつ、日本学術会議が先に提出した「第25期新規会員任命に関する要望書」に全面的に賛同することを、ここに表明します。
 私たちは、理由なく咲く薔薇の前に頭を垂れることはあっても、理由の明かされない政治的決定にひれ伏すことは将来にわたって断固として拒否します。

 2020年10月23日 ハイデガー・フォーラム実行委員会


連絡先:
113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学 大学院人文社会系研究科・文学部 古荘研究室気付
ハイデガー・フォーラム 代表 古荘真敬
振替口座番号: 00110-3-686764
   口座名称: ハイデガー・フォーラム

   (電子メールによるお問い合わせ:
 フォーラム受付専用メールアドレスheideggerforum.jp@gmail.comまで)